放置自動車対策について
【質 問】
放置自動車の発見・通報から本市が撤去するまでの流れと、撤去までの日数はどの位かかるのでしょうか?
また、1台あたりの撤去費用はどの位なのでしょうか?
【答 弁】
 市民からの通報や土木事務所などによるパトロールでの発見後、現地調査の上、所有者の確認・警察への犯罪関係の紹介を行います。
 所有者がわからない場合、廃物判定委員会への諮問・廃物判定・公告・認定を経て撤去しております。
 発見・通報から撤去まで2〜3ヶ月の日数を要しておりますが、中には長期間かかるケースもあります。

 また、撤去費用につきましては、自動車の種類にもよりますが、普通自動車の場合、1台につき、約2万円かかっております。

【質 問】
撤去までに時間を要する場合もあるようですが、なぜでしょうか?
【答 弁】
 所有者が判明しても、居住区の移動などにより、住民登録の照会に時間がかかる場合や、転売などで、最終所有者に至るまでに時間がかかる、警察での犯罪捜査に時間がかかるなどの理由があります。

【質 問】
平成13年度と平成14年度の放火件数と今年に入っての状況はどのようになっているのでしょうか?
【答 弁】
 平成13年度は発見・通報1,642件に対して178件、14年度は1,708件に対し85件の放火がありました。
 今年度は、9月末現在で、812件に対して29件となっております。

【質 問】
迅速な対応を目指す今後の取組みはどうなのでしょうか?
【答 弁】
 現地調査や陸運事務所・警察への照会および廃物判定委員会への諮問など、一定の手続き期間は必要であると考えておりますが、迅速な調査を行い、今後ともできる限り期間の短縮に努めて参ります。

【質 問】
今後の発生防止策についてどのように取組まれるのでしょうか?
【答 弁】
 県警などの関係機関と連携して、早期の撤去処理に努めていくと共に、自動車撤去後のガードレールや、車止めの設置・放置多発場所を重点とした監視パトロールの実施や警報装置の設置などにより防止対策を講じております。

 今後も引き続き放置されにくい環境づくりに努めてまいります。