不法投棄対策について
【質 問】
平成14年度は前年度に比べて、どのような不法投棄が増えているのでしょうか?
【答 弁】
 自転車・ミニバイク・家電製品・家具類・タイヤ・バッテリーなどが増加しております。

【質 問】
平成14年度に不法投棄が多かった区や、不法投棄される場所の傾向はどうでしょうか?
【答 弁】
 中区・青葉区・鶴見区・都筑区・港北区・神奈川区の6区が多くなっております。

 また、不法投棄される場所としては、郊外部の山林や農業専用地区、臨海部の工業団地、中心区での工場付近など、民家が少なく、夜間人通りが少ないところで多くなっております。

【質 問】
夜間監視パトロールの内容と平成14年度の事業経費とその効果はどうだったのでしょうか?
【答 弁】
 不法投棄される恐れのある場所について、巡回や定点監視などを警備会社に委託し、実施しております。平成14年度では、約2,500万円の経費がかかっております。

 これにより、不法投棄しようとした者が、パトロールに気付き立ち去った事例や、実際に不法投棄した者の身柄を確保し、警察に引渡しした事例も数件あり、抑止効果が出ているものと考えております。

【質 問】
不法投棄の情報提供に関して、タクシー会社などと協定を締結しているが、市の経費負担や通報のシステムなど取組みとその効果はどうでしょうか?
【答 弁】
 協定では、締結先事務所の車両が業務中に不法投棄などを発見した場合、各区役所に連絡するもので、連絡を受けた各区では、現地調査や警察への通報を行っており、本市の経費負担はありません。
 協定の締結は、各警察署と連携して、迅速な対応を図る必要があることや地域の特性から、各区ごとに行っており、現在9区で20事業所と協定を締結しております。

 また、各区で情報提供を受けた件数は、45件となっておりますが、各事業所の車両には「不法投棄通報車両」のステッカーが貼ってあるため、抑止効果があると考えております。