中期財政ビジョンの取組について
■中期財政ビジョンの策定にあたっての基本的な考え方
 後の財政運営を進めるにあたり、財政の実態を正確に把握すること、財政運営の指針を持つことが必要であると考え中期財政ビジョンを策定。

 今後3か年の財政見通しや市全体の借入金残高などの実態を明らかにし、
(1)成果重視による市民満足度の向上
(2)民の力の活用、市民との恊働
(3)将来に責任を持った透明性の高い財政運営
の3つの基本方針のもとに改革の方向性と取り組みとして「予算制度の改革」「市債発行の抑制」などを掲げた

■中期財政ビジョンにより横浜市の財政運営がこれまでと何が変わると考えているのか
 中期財政ビジョンにおいては
(1)18年までの市税収入の動向
(2)今後の市債発行の考え方
(3)現段階における借入金残高の全容
(4)単年度の収支不足額及び計画期間全体の収支不足額
などを明かにし、これらの情報を全職員で共有し、歳入の確保を歳出の削減に取り組んでいく。

■中期財政ビジョンの内容を着実に実現するための中期財政ビジョンの執行管理はどのように行っていくのか
 中期財政ビジョンでは、5つの改革の方向性と取組を掲げ、今後はこの実現を目指して全庁的に取り組んでいく。

■「受益者負担の適正化」については、民間度チェックを踏まえながら見直すとしているが、どのように進めていくのか
 現在取り組んでいる民間度チェックなどにより、行政が担う意義や責任を明確にした上で、サービスの提供に要するコストの削減と質の向上をはかっていきたい。