横浜トリエンナーレについて
■横浜トリエンナーレ事業の準備状況について、伺いたい
2回展を2005年の秋に、山下ふ頭の公共上屋を会場として開催する予定で国際交流基金との基本協定締結に向けた最終的な調整を進めています。
■横浜市として、横浜トリエンナーレ第2回展を実施するにあたって、「横浜らしさ」「地域性」といった視点をどのように反映していくのか
横浜トリエンナーレ開催によって横浜らしさの反映について、2回展の会場の山下ふ頭公共上屋は、横浜を象徴する港湾風景を取り込んだ魅力的な場所に位置し、多くの集客施設や観光資源に恵まれていることからこれらの資源を活用し、NPOやボランティアなどの市民の協力のもと楽しめるイベントに仕上げていきたいと考えています。
■横浜市として、横浜トリエンナーレを都市戦略上どのように位置づけて開催していく方針なのか
都市戦略上の位置づけですが、我が国を代表する国際的な現代美術展として重要なイベントであり、都心部における芸術文化を活かした街づくりのため必要不可欠な役割を担っていくものと認識しており、ヴェネチアビエンナーレやサンパウロビエンナーレは、現代アートの創造やシティーセールスの上で、世界に大きな影響力を持っており、横浜トリエンナーレも国際現代美術展として育てていきたいと考えております。