英語教育について
【質 問】
「地域人材を活用した英語活動推進校」を設置する目的について。
小学校においては、英語は教科として位置づけられてはいないため、指導するうえでのカリキュラムや教材、指導体制等の課題があります。英語が堪能な地域の人材を活用することで、子どもが英語に関心をもち、英語でコミュニケーションを行う機会を充実させ、発達段階に合ったカリキュラム、指導のシステム等を研究、開発することを目的とします。
【質 問】
中学校英語教育推進校では英語力や英語への意欲を高めるために英語指導助手をどのように活用するのか。
御質問のとおり、子どもが学校生活の中で英語を話す環境を作ることが大切であると考えます。外国人英語指導助手が教職員の一員として、学校行事や部活動等、授業以外の様々な場面においても積極的に子どもにかかわることで、子どもの英語への意欲がより高まるものと考えております。
また、英語教員が英語指導助手とともに授業計画を作成したり、効果的な指導法等についての研究をとおして、授業改善を図ってまいります。
【質 問】
推進校に英語指導助手を常駐させることは、学校間格差につながるおそれもあるのではないか、配置した考えについて。
英語教育推進校は、全市立中学校の英語力の向上を図るために設置するモデル開発校です。推進校では英語指導助手が常駐する環境の中で、効果的な指導法等の研究を通して生徒の英語力や意欲の向上を検証します。
また、その研窄成果は、英語指導事例集にまとめ、全中学校における英語教育の向上に活かしていくとともに、全校展開に向けて、英語指導助手による指.導体制の計周的な整備を検討してまいります。
【質 問】
英語教員に対する研修はどのような特徴をもって行うのか。
平成16年度から4年間で、全英語教員を対象に行う10日間の研修では、外国人講師がついた演習や、英語による模擬授業、研究授業など、実践的なカリキュラムを予定しており、英語力の向上と指導方法の工夫改善を図るほか、教員自身の自己啓発を促します。