救急業務について
【質 問】
今年の夏及び過去5カ年、熱中症によって搬送された人は、何人いたのか。また、過去最高の搬送者を記録したのは何年で、何人だったのか。
今年の救急搬送者は221人
過去は11年74人、12年92人、13年212人、14年190人、15年131人
統計を取り始めた平成6年以降、本年の221人が最も多い。
【質 問】
今年の搬送者を程度別で見るとどのような状況になっているのか。また、原因別の状況は、どのようになっているのか。
程度別は軽症128人、中等症84人、重症9人
原因別は、屋外作業77人、歩行中とスポーツが各31人、居室28人
【質 問】
原因別が居室となる人を年代別及び程度別で見ると、どのような状況になっているか。
居室発生28人の年代別は、65歳以上の高齢者19人、65歳未満の成人9人
程度別は、軽症6人、中等症16人、重症6人
【質 問】
高規格救急車とは何か。
救命士が立ったまま処置できる車内空間を有し
指導医との連携に必要な自動車電話等を装備
高度救命処置を行うための資器材として除細動器、輸液用具、気道確保用器具、などを積載した救急車
【質 問】
消防局運営方針にある横浜方式の救急管制チームの編成内容とそれに関わる検討事項は何か。
消防局指令室に医師と救急救命士により編成
検討事項は担当者の資格要件や救急出場要請に対する緊急度識別の方法等
【質 問】
高規格救急以外の救急隊の編成とはどのようなものを考えているのか。
15万件超える救急に全て高規格で対応しなくても、転院搬送や緊急度識別可能な事案には、高度救命処置資器材を積載せず、救命士以外の隊員で編成する救急隊の運用で対応できるのではないかとの観点から検討
【質 問】
高規格救急以外の救急隊の編成に対して、どのような検討を行っているのか。
本年8月、9月に全救急隊で緊急度識別票に基づき、119番受信時の識別の確実度、119番受信時の判断と現場での判断の合致度などの検証を行い、データを分析中
今後、分析結果を救急業務委員会に報告し、救急隊の編成及び配置すべきエリアについて検討を行っていく