視察調査活動 の記事一覧(2026年08月)

視察調査活動 に関する記事一覧

[PHOTO] 8/27 減災対策推進特別委員会(県外調査@門真市)

「密集市街地整備に基づく街区火災対策と防災まちづくりの推進」

 今回の視察では、密集市街地における街区火災対策と防災まちづくりの取組について説明を受け、現地の状況を確認した。近年、大規模地震の発生が懸念される中、木造住宅が密集する地域における延焼火災対策は、市民の生命と財産を守る上で極めて重要な課題であることを改めて認識した。
 門真市では、道路や公園等の基盤整備に加え、老朽建築物の更新促進、不燃化の推進、地域住民との合意形成などを総合的に進めることで、防災性の向上と景観・居住環境の改善を両立していた点が特に印象的であった。また、防災対策を単なるハード整備にとどめることなく、地域コミュニティとの連携や住民主体のまちづくりへと発展させている点は、大変参考となった。
 
 横浜市においても、地震火災リスクの高い地域への対策は喫緊の課題である。特に、狭あい道路の解消や建築物の不燃化促進、防災空間の確保を着実に進めるとともに、事業の推進に当たっては、住民の理解と合意形成を丁寧に図っていくことが重要であると実感した。

8/28 減災対策推進特別委員会(県外調査@神戸市)

「阪神・淡路大震災の教訓を踏まえた取組」

 阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、神戸市がハード・ソフトの両面から総合的な防災対策を推進していることを学んだ。特に、下水道ネットワークシステムや大容量送水管の整備によるライフラインの強靱化、防潮堤整備による津波・高潮対策、避難所キーボックスや避難所開設キットを活用した迅速な避難所運営体制の構築など、災害発生時を具体的に想定した取組は大変参考となった。
 また、備蓄体制の充実に加え、防災福祉コミュニティによる地域防災力の向上や防災ジュニアチームの育成など、市民主体の防災活動を支える仕組みが構築されている点も印象的であった。
 さらに、密集市街地における大規模火災対策では、地域防災計画の策定、防火水槽等の整備、まちなか活用空地の確保、感震ブレーカーの普及、水膜ホースの配備など、地域の実情に応じた多層的な対策が進められており、発災時の被害軽減に向けた実践的な取組として大いに参考となるものであった。

 今回の視察を踏まえ、横浜市においても、災害に強い都市基盤の整備と地域防災力の向上を一層推進し、市民の生命と財産を守る安全・安心なまちづくりに活かしていきたい。