「阪神・淡路大震災の教訓を踏まえた取組」
阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、神戸市がハード・ソフトの両面から総合的な防災対策を推進していることを学んだ。特に、下水道ネットワークシステムや大容量送水管の整備によるライフラインの強靱化、防潮堤整備による津波・高潮対策、避難所キーボックスや避難所開設キットを活用した迅速な避難所運営体制の構築など、災害発生時を具体的に想定した取組は大変参考となった。
また、備蓄体制の充実に加え、防災福祉コミュニティによる地域防災力の向上や防災ジュニアチームの育成など、市民主体の防災活動を支える仕組みが構築されている点も印象的であった。
さらに、密集市街地における大規模火災対策では、地域防災計画の策定、防火水槽等の整備、まちなか活用空地の確保、感震ブレーカーの普及、水膜ホースの配備など、地域の実情に応じた多層的な対策が進められており、発災時の被害軽減に向けた実践的な取組として大いに参考となるものであった。
今回の視察を踏まえ、横浜市においても、災害に強い都市基盤の整備と地域防災力の向上を一層推進し、市民の生命と財産を守る安全・安心なまちづくりに活かしていきたい。
高橋まさはる | 08:09 | 視察調査活動