横浜市では、14歳未満の子どもを対象に小児救急電話相談事業をおこなってきましたが、これが本年12月から、お年寄りも、成人も、年齢を問わず利用できるようになります。
思えば、長い道のりでした。私が市議一期目の2004年、予算第一特別委員会で、子どものけがや急病で困った時に看護師に電話で相談できる窓口を設置すべきであると提案しました。そして、2006年7月にこの窓口が開設されました。
番号も覚えやすい語呂合わせを工夫するように私たち公明市議団が強く求め、最終的に「通話一本、いいナース」の語呂合わせで「045−201−1174」と決まりました。スタートした当初、相談できる時間帯は、平日18時から、土曜日は13時から、休日は午前9時から、翌日午前零時まででした。これを、皆さまの声をカタチに、2010年10月からは、翌日の午前9時までの延長(朝までナース)が実現しました。
しかし、成人からの相談や、高齢者が救急車を要請するケースには対応できませんでした。そして、2011年2月の本会議で、私は、幅広い年代に対応する相談体制の拡充が不可欠であると訴え、早期実現に向けて働きかけてきました。そしてようやく、2015年度予算で拡充の費用が盛り込まれ、本年12月からの拡充の実現にこぎつけることができたのです。今後は、24時間365日対応できる体制を目指したいと考えています。
今回の拡充も、皆さまからの小さな声をお聴きしてきたことに他なりません。私は、皆さまからのお声をお聴きするたびに、皆さまの不安を安心にできるのか。そして、あるべきカタチ・制度は、どういうものなのだろうか。真剣に考え、議会で質問し、そして行動してまいりました。
これからも、皆さまの気持ちに寄り添い、皆さまに安心していただけるヨコハマとするために、一所懸命、全力で働き、動いてまいります。
投稿者 高橋まさはる : 23:33 | 政策のこと