2005年10月19日

交通局審査

交通局審査を行った、その様子はインターネットで同時放映されました。
質問要旨は次のとおりです。

1.16年度自動車事業、高速鉄道事業の決算
(1)16年度決算を振り返って局長の感想はどうか。
(2)自動車事業では、17億円というほぼ前年度並みの経常黒字を確保したが、その要因はどのようなものか。
(3)高速鉄道事業では、営業黒字が34億円と前年度に比べ13億円増加し、  1.6倍となっているがその要因はどのようなものか。
(4)自動車事業の経費節減
 ア 自動車事業については、軽油価格の高騰により動力費が1億5000万円増加しているが、16年度は経費節減のために具体的にどのような対応をしたのか。
 イ 今回の原油高騰について、横浜市では市内中小企業に対する経営支援を検討していくとのことだが、生活の基盤となる交通事業を円滑に運用するためにも何らかの措置が必要と考えるがどうか、副市長に伺いたい。
(5)高速鉄道事業の経費削減については、市営交通経営改革プランの目標にも直接絡むものだが、16年度の取り組みの内容は何か。また、今後どのように取り組んでいくのか。                

2.「市営交通経営改革プラン」
(1)自動車事業では、平成19年度を達成年次として、一般会計任意補助金を受けない営業損益の均衡という目標を設定しているが、目標達成の見通しはどうか。
(2)高速鉄道事業では、あざみ野〜湘南台間の営業について、平成20年度を達成年次とする運営コスト30%削減と、平成19年度を達成年次とする増収対策という2つの目標を設定しているが、目標達成の見通しはどうか。

3.ISO 9001:2000の認証取得
(1)認証取得に取り組んだきっかけは何か。
(2)認証取得の対象組織と範囲は何か。
(3)認証取得のねらいは何か。
(4)認証取得による効果はどのように検証しているのか。
(5)経営改善に対しては、どのような効果を発揮できると考えているか。
(6)今後、この仕組みをどのように定着させていくのか。
(要望)接遇に限らず、車両の安全などの品質管理も極めて重要であるので、そのために責任を持って仕事ができる体制を敷き、市民の期待に応えてほしい。

4.市営バス路線
(1)民間競合路線の移譲
 ア 民間競合路線を移譲する目的は何か。
 イ 移譲にあたっての基本的な考え方は何か。
 ウ 移譲対象路線は事業者別にどのくらいあるのか。
 エ 移譲の進ちょく状況はどうなっているのか。
 オ 民間に移譲後、運行回数などは維持できるのか。
(2) 市民生活に欠かせない路線については、現在どのように検討されているのか、副市長に伺いたい。
(3)小型バス路線の整備
 ア 市営バスが運行している地域からの小型バス路線新設要望は、過去3カ年で何件あったのか。また、要望に対し実現できたのは何件か。
 イ 要望件数に比べ実現できた件数が少ないが、小型バス路線新設の課題は何か。
 ウ 路線新設には、いろいろな課題があるようだが、課題解決にどのように取り組んできたのか。
 エ 東本郷地区では、小型バスによる試行運行が行われたが、その経緯と目的は何か。
 オ 東本郷地区の小型バス路線に関する現在の状況はどうか。
 カ 交通局としても、小型バス路線の整備拡充に努めるべきと考えるがどうか。
(要望)小型バス路線の整備とともに、狭隘路線のバス停留所の安全確保も重要な課題と考える。今後も関係機関とも連携を図り、より一層の安全の確保に努めていただきたい。

5.市営バスの環境対策
(1)バスの環境対策に関わる法規制はどのようになっているのか。
(2)環境対策として導入したバスの内訳はどうか。
(3)今後、環境対策として、どのようなバスを導入していくのか。
(4)平成17年2月16日に京都議定書が発効されたが、温室効果ガス削減に向けて何か取組は行っているのか。
(5)その結果、どのような効果が現れたのか。
(6)今後についても、CO2削減に向けて明確な目標を掲げて取り組んでいく考えはあるのか。

6.駅業務の委託
(1)現在、駅業務のうちどのような業務を委託しているのか。
(2)平成16年度において委託による経費削減額はどのくらいか。
(3)駅業務の委託を進めていく上での課題は何か。
(4)駅業務の委託に伴う安全確保について、どのように取り組んでいくのか。

7.ICカード乗車券
(1)ICカード乗車券の導入時期と利用範囲はどのようになっているのか。
(2)導入による効果として、どのようなことが考えられるのか。
(3)現在の開発状況はどうなっているのか。
(要望)ICカードの多機能化に向けて、敬老乗車証などのIC化や頻繁に利用する乗客へのポイント還元など、より一層の利便性向上に努めていただきたい。

8.市営地下鉄のバリアフリー対策
(1)平成16年度における地下鉄駅へのエレベータの設置状況はどうか。
(2)未設置2駅の設置見込みはどうなっているのか。
(3)ソフト面の取り組みとして、平成13年度から駅ボランティア事業を実施しているようだが、16年度はどのような取り組みを行ったのか。
(4)今後、どのように拡充していくのか。

9.市営地下鉄ホームでの安全対策
(1)ホームからの転落事故の件数について過去3年間(平成14年度から16年度)の推移はどうなっているのか。
(2)転落事故の主な原因は何か。
(3)ホームでの安全対策について、どのようなことを行ってきたのか。
(4)今後、ワンマン運転化を予定しているが、ホームでの安全確保について、抜本的な対策は考えているのか。
(5)可動式ホーム柵設置のスケジュールはどうなっているのか。

10.横浜環状鉄道(中山〜日吉間)の建設事業
(1)建設事業全体の進ちょく状況はどうか。
(2)営業線のバリアフリー対策は進んでいるが、新駅のバリアフリーはどのように考えているのか。【時間切れで質問せず】
(3)経営改革プランにおいて、総建設費2500億円を目指すとなっているが、見通しはどうか。【時間切れで質問せず】
(4) 事業が進んでくると建設に携わる技術職員の配置転換も必要になると思うが、過年度においてどのような配置転換が行われたのか。また、今後の配置転換をどのように考えているのか。【時間切れで質問せず】
(5)3号線延伸など広域的な交通ネットワーク整備の将来計画がある中で、鉄道  建設の技術の継承を図っていく必要があると思うが、技術の継承についてどのように考えているのか。【時間切れで質問せず】


投稿者 高橋まさはる : 23:33 | 市政のこと


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