「大衆と共にあれ」「現場第一主義たれ」ー。未曾有の災害にあえぐ被災地で、公明党地方議員が立党以来の伝統精神のままに最前線を駆け巡っている。
自宅が津波に流された議員もいる。身内を失った議員もいる。それでも、「自分のことは後回しでいい」と住民の激励と救援に走る公明議員の姿が、どれほど地域に勇気と希望を与えていることか。「公明」の旗をともに掲げる者として、心から誇りに思う。
明後日4月1日には道府県・政令市議選告示され、東京特別区・一般市議選、町村議選も順次告示される。4年に一度の統一地方選の本格スタートだ。
東日本大震災が様々な影を落とす中、選挙戦はある種、独特のムードを醸して静かに推移胃せざるを得まい。遊説カーからの名前の連呼や、不毛なネガティブ・キャンペーンも影を潜めることになろう。
その分、有権者は、地方自治とは何か、地方議員の役割とは何かをじっくりと考えることができる。被災地で活躍する公明党地方議員の姿は、その思考のための絶好の材料であることを重ねて強調しておきたい。 公明新聞(2011.3.30)「主張」より
投稿者 高橋まさはる : 08:49 | さまざま